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給食のイチおぃしぃ

東京オリンピック・パラリンピックにちなんだ世界の料理②

2021年7月23日から東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。
それにちなんで、学校給食では5月から12月にかけて各国の料理が提供される予定となっています。

5月の第一弾 小学校編に続き、第二弾として中学校給食で提供予定の7月の「チャカラカ」、9月の「チリコンカン」、10月の「ヨージキ」について紹介します。

 

チャカラカ」(Chakalaka)
 ★南アフリカ共和国(Republic of South Africa)

刻み野菜や豆の入った、ちょっとスパイシーなカレー風味のトマト煮です。「サザンアフリカンカレー」(南アフリカのカレー)とも言われ、主に南アフリカ共和国、レソト、エスワティニ、ボツワナ、ナミビア、ジンバブエなどのアフリカの南の地域でよく食べられています。
南アフリカ人はブラーイ(Braai=南アフリカのバーベキュー)が大好きで、ブラーイに欠かせないのがチャカラカです。
とうがらしとカレー粉のからみにトマトのまろやかな風味が加わり、食事が進みます。
家庭によって入れる野菜や味付けなどが少しずつ違うので、ブラーイでは自慢のチャカラカは腕の見せどころです。
人気のある料理なので、缶詰や、チャカラカ味のポテトチップスなどもあるそうです。
給食ではとうがらしは使用せずからさを押さえ、ミックスビーンズを使用して、栄養満点で彩りの良い料理となっています。

「ひよこ豆」(garbanzo<スペイン語> ガルバンゾ、 chickpea<英語> チックピー)

その名の通り、くちばしのような突起があり、ひよこのような形をしています。英語名も、ひよこを意味する「チック」に、丸い豆を指す「ピー」を合わせて「チックピー」と呼んでいます。他の国でも、“ひよこのような豆”を意味する単語が多く使われています。
最近はひよこ豆をよく見かけるようになりましたが、日本では気候が合わずほとんど生産されていないため、アメリカやカナダ、メキシコなどから輸入しています。
海外ではインドの生産量が多く、世界の3分の2を占めています。
食感は栗に似ていて少し甘く、ホクホクしているので、日本では「くり豆」と呼ばれることもあります。
葉酸やビタミンB6、食物繊維など栄養豊富で、カレーやサラダ、スープなどによく利用されています。

「チリコンカン」(Chili con carne)
 ★アメリカ合衆国(United States of America)

「チリコンカン」や「チリコンカーン」とよく呼ばれていますが、スペイン語の「唐辛子(チリ)と牛肉(カルネ)」 が語源で、本来の名前は「チリコンカルネ」です。アメリカ人は親しみを込めて「チリ」と呼びます。
アメリカテキサス州のメキシコに近い地域が起源とされており、メキシコ風のアメリカ料理である「テクス・メクス」のひとつとしてとても有名で、国民食となっています。
元々チリコンカンには豆は入っていなかったのですが、第二次世界大戦のときに肉が手に入りにくくなり、豆を足して肉の代わりにしたことから、現在も豆入りのチリコンカンが多くなっています。
家庭やお店によって、入れるものや味付けが違い、その味を競い合う大会「チリ・クックオフ」があります。
小さな大会から、公式の高額な賞金が出る大規模なものまで、さまざまな大会が開催されるほど、この料理はアメリカ国民に愛されています。
給食ではレッドキドニービーンズ(赤いんげん豆)や黄色のパプリカなどを入れて、カラフルな料理になっています。

「レッドキドニービーンズ」(Red kidney beans)
日本名は「赤いんげん豆」で、パッと見ると日本の金時豆より少し細長いぐらいでよく似ていますが、性質は全く違います。
皮がしっかりしているので煮くずれしにくく、豆の風味が少ないため味のバランスが取りやすく、スープやサラダなどに使われています。
中央アメリカや南アメリカなどの料理でよく使われており、日本ではエスニック料理の流行をきっかけに見かけるようになりました。ただ、日本では生産されていないため、すべて輸入しています。
赤い色はアントシアニン(ポリフェノールの一種)で、抗酸化作用が高く、黒豆の3倍もあるといわれています。他にも、カルシウムやマグネシウム、鉄、葉酸、ビタミンB1などが多く含まれていて、特に食物繊維は主な野菜とくらべてとても豊富です。

「ヨージキ」(ёжики)
 ★ロシア連邦(Russian Federation)

ひき肉に米を混ぜたものを煮込む、ロシア風ミートボールです。
“ヨージキ”はロシア語で「ハリネズミ」のこと。
煮込むと、混ぜ込んでいた細長いお米に火が通って膨らみ、外側にツンツンと飛び出して、見た目がハリネズミのようになることから名付けられたそうです。
​ ロシアは国土が広いので、郷土料理や外国から入ってきた料理などバラエティ豊かですが、基本は塩とこしょうのあっさりした味付けの料理が多くあります。
また寒い地域であることから、ヨージキのような、暖炉でも作ることができる具だくさんのスープや煮込み料理などのレシピがたくさんあります。
給食では、ミンチの中にお米ではなく、キャベツが入ったつくねを使ってハリネズミを表わしています。

 
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