2019.05.21 給食でたべる神戸産 シリーズ③ チンゲンサイ チンゲンサイは、食物繊維、カルシウム、ビタミン、カリウムなど多くの栄養素を含んでいます。そして学校給食に使用されるチンゲンサイは、環境保全に配慮して生産され「こうべ旬菜」として認定された野菜のひとつです。給食では「チンゲンサイのいためもの」「チンゲンサイのさっぱりいため」の他、スープ、和え物など幅広いメニューで提供されています。収穫後の鮮度が重要な野菜なので、地産地消で栽培される代表的な野菜のひとつ。 ※調理中の様子 一方、暑さや病気に弱い上、丁寧な虫の対策が必要で、さらに収穫はひとつひとつ手作業に頼るため、大量生産が難しい野菜です。市内生産者の人たちは何十年もの間、生産効率を高める努力を続けてきました。現在、市立小中学校・義務教育学校・特別支援学校の給食で用いられるチンゲンサイのうち、30~50%程度が地元神戸産となっています。 ◎神戸産チンゲンサイを使った給食レシピ公開中◎ 「チンゲン菜とツナのソテー」 つくる人代表 西区岩岡町・西海和也さん (JA兵庫六甲岩岡チンゲンサイ部会長) チンゲンサイの代表的な産地である岩岡町で、約18年生産にたずさわっています。 「たくさんの子供たちからも『今日、学校で(チンゲンサイを)食べたよ』と言ってもらいたくて頑張っています。給食で出るチンゲンサイが、地元でも採れているということをもっと知ってほしいです。ゆくゆくは生産者みんなで生産量を増やし、給食(で使われるチンゲンサイ)を地元産100%にすることが目標です。味は淡泊でアクがないので、油で炒める濃い味付けがいいですよ」。 Tweet Share