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シリーズ⑱ 神戸いちじくジャムのポークソテー

2020 中学生のアイデアメニュー 最優秀賞

神戸市では、中学生のアイデアを給食に生かし、より楽しく、魅力ある給食にするため、平成30年度から毎年、市内の中学生を対象に「食べたいな!こんな給食メニュー」と題してアイデアメニューを募集しています。条件は次の3つ。
・肉や魚を使った主菜もしくは野菜を使った副菜となるメニュー
・神戸市産や兵庫県産の食材を使ったメニュー
・季節や行事のメニュー

令和2年度は、市内の中学生から755メニューの応募がありました。 令和2年度募集結果はこちら
どのメニューも、募集内容の条件をとり入れ、栄養バランスや色合いも考え、創意工夫されていました。
審査の結果、メニューのPRポイントがすばらしく、「食べたくなる」優れたメニューを入賞メニューとして、最優秀賞2、優秀賞7、優良賞6、合計15メニューを決定しました。
そのうちの最優秀賞と優秀賞の計9メニューが令和3年度の中学校給食の献立として登場しました。

神戸いちじくジャムのやさしい甘みでポークソテーが食べやすくなっています。

令和4年3月1日に中学校給食で提供された最優秀賞メニュー「神戸いちじくジャムのポークソテー」は、平成31年2月に初めて市立小学校、特別支援学校、義務教育学校で提供された学校給食用に作られた地産地消加工品「神戸いちじくジャム」を使用しています。
兵庫県は全国で3位のいちじくの生産量を誇り、神戸市西区では特に栽培が盛んです。
西区在住の提案者は6年生のときに地元で採れたいちじくジャムを知り、これを使ったメニューを考案したそうです。
前年の10月に西区で収穫された、完熟したいちじくだけを使用しているだけあって、ぷちぷちとした食感と自然の甘味が活きています。甘酸っぱさがポークソテーのソースとして、とても良く合います。

 

市立小学校、特別支援学校、義務教育学校で提供された
「神戸いちじくジャム」

 

「神戸いちじくジャム」が小学校で初めて提供されたときの様子(平成31年2月)

 
 
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