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  • こうべの食育

「神戸っ子 みそづくりプログラム」 ~北神みそづくり×神戸の魅力を体験~②

みそづくりの後は北区道場町の圃場へ移動し、大豆の収穫体験です。大豆は畑で枯らし、実を乾燥させてから収穫します。遠目に見る畑には色彩がなく、そこだけ一足早い冬の到来があったかのような様相です。しかし近づいてみると、ひと株ごとに実がびっしりとなっていることが分かります。

 大豆の株を抜く場面では、なかなか抜けずに四苦八苦する子どもたちに、女性会の方々が株の持ち方をアドバイスしたり手伝ったりしてくださいました。
 「100個くらいある!」「200個だよ!」
 抜いた大豆の株を手に、子どもたちは口々に歓声を上げました。

 抜いた大豆の株は、隣の田んぼに広げたブルーシートまで運びました。今日の体験では「豆たたき」という昔ながらの脱粒(豆を取り出す作業)法を実践しました。乾燥した大豆の枝ごと地面やカゴなどに「バンバン」と叩きつけると、 さやの中に入っている乾燥大豆が勢い良く飛び出してきます。子どもたちが座ってできたシートのくぼみには、丸々としたきれいな大豆がころころ転がり溜まっていきました。ひと株でだいたい50粒程の大豆がとれるそうです。叩いた後の枝は機械にかけられ、手作業では取りきれずさやに残った豆を集めます。

 豆たたきの後は、圃場の持ち主である前中さんが、機械で脱粒のデモンストレーションを行いました。子どもたちの視線が集まるその先に、大豆で大きく膨らんでいく網袋が見えました。

「神戸っ子 みそづくりプログラム」を終えて

畑で採れたものが食べ物になる過程は、子どもにはなかなかイメージしにくいことです。「こんなに長い時間をかけて作られるんだと知ってびっくりした」と感想を述べた子がいました。実際、便利さやスピードが追求される今、発酵に時間をかけないタイプのものも多くある中で、長期熟成でつくる「北神みそ」は、昔から伝承されてきた本物の発酵みそとして貴重な存在です。1年もの時間をかけるみそづくりは子どもたちに驚きをもって受け止められました。同時に、食に関わる方々への感謝の気持ちも芽生えたのではないでしょうか。感謝は尊敬につながります。夢中でみそを仕込んだり大豆を収穫した体験を通し、地域を愛する気持ち、豊かな心を育んでほしいと願っています。

 
 

みそづくり体験の記事はこちら

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