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農業体験「ル*ル*ルプログラム」じゃがいもの収穫

今回はJA兵庫六甲神戸西学校給食部会から、じゃがいも部会員のみなさんのご協力を得て、美野丘小学校3年生と、中央小学校特別支援学級の子どもたちが、じゃがいもの収穫を体験しました。

神戸市西区にあるJA兵庫六甲岩岡支店横の圃場。ここは学校給食用のじゃがいも畑です(こうべ給食畑推進事業)。早朝、畑仕事をする部会員の姿が見えます。収穫体験の準備をしながら、子どもたちの到着を待っています。

圃場横の倉庫に集合した子どもたち、まずはじゃがいも堀りについてレクチャーを受けました。
西海さんが大きなじゃがいもを1つ手にすると、そのあまりの大きさに子どもたちは「おおーっ」という感動の声を上げました。赤ちゃんの頭ぐらいの大きさはあるかもしれません。4L以上でしょうか。

「今年のじゃがいもは、見ての通り、ちょっと大きいです(笑)」と西海さんが言うのを聞き、子どもたちはますます期待感をつのらせます。

「まず、じゃがいもは、畑に枯れた茎だけを残してあるので、その下を掘ってください。掘ってみるまでどんな形をしているのか、どんな大きさか、わかりません」。
「(じゃがいもが土から出て)日に当たり緑色になってしまっているものは出荷できないので、地面に置いたままにしておいてください」。

今季は雨が少ない上に暖冬で、じゃがいもの発育が良すぎたと説明。
ちなみに神戸市の学校給食用のじゃがいもには、M~2Lまでというサイズの規格があるのですが、今年は育ちすぎたじゃがいもを特別に使用することになりました(4Lまで)。

子どもたちは軍手をはめた手で土を掘りはじめました。じゃがいもを傷めないよう、ていねいに掘り進めます。掘れば掘るほど、じゃがいもの大きいものや小さいものがごろごろ出てきます。掘るだけでも結構な力仕事ですが、前かがみの姿勢もまた大変だったようです。

子どもたちがあらかた掘ってしまったと思われたじゃがいも畑ですが、そこへトラクターに乗った西海さんが登場。
トラクターが進むにつれて、後方からごろごろ大量のじゃがいもが土の上に顔を出していきます。

先生が「いいよー!」と号令をかけると、待ち構えていた子どもたちが勢いよく飛び出し、トラクターが掘り起こしたじゃがいもを抱えるようにして拾い集めます。
コンテナはあっという間に一杯になりました。

収穫体験は、掘っておしまいではありません。じゃがいもでいっぱいになったコンテナを、道路に停車しているトラックの近くまで運びます。
数えると、全部で40ケース程ありました。今日1日でじゃがいも約300キロくらいになったそうです。
今日の子どもたちはみんな、最後までじゃがいも収穫に夢中でした。笑顔でよく働きました。

途中、冬眠中のカエルが顔を見せてくれました。

収穫体験後、子どもたちのもとに運ばれてきたのは、熱々で極太のフライドポテト! よく働いたご褒美に、じゃがいも部会の女性部会員さんたちが、朝早くから用意して作ってくださいました。もちろん、ここ岩岡で採れたじゃがいもです。40kgを使ったとのことです。ふかして、冷まして、片栗粉をまぶして、油でカラッと揚げています。一本が直径2cm程もあって、迫力満点。 外はサクっ、中はほくほくで、じゃがいものおいしさを十二分に堪能できました。

じゃがいも生産者・西海和也さんからメッセージ

今日は子どもたちに、じゃがいもがどんな風に土の中に入っているか、収穫の仕事がどんなものか知ってもらうことができてよかったです。これからは給食でじゃがいもが出ると、「自分たちが掘ったお芋が入っているかもしれない」と思ってくれるんじゃないかな? そうなったらうれしいです。フライドポテトを作ってくれた、じゃがいも部会の女性部会員さんたちにとって、今日の子どもたちは孫世代。自分たちが作ったじゃがいもをみんながおいしそうに食べてくれるのを見て、とてもうれしそうでした。この畑のじゃがいもは学校給食用(こうべ給食畑推進事業)で、子どもたちのことを思って安心安全に作ったもの。今日はそうした生産者の思いが、子どもたちに届いていたらいいなと思います。

農業体験「ル*ル*ルプログラム」について

(一財)神戸市学校給食会では、未来を担う子どもたちに多様な経験の機会を提供するため、学校給食用の食材を「育てる」「収穫する」「食べる」を体験する農業体験事業「ル*ル*ルプログラム」を実施しています。企画、運営にあたってはJA兵庫六甲、神戸市、農業生産者と協働で実施しています。他に「神戸っ子食育応援団」「神戸っ子おにぎりプログラム」等の食育プログラムもあります。食育・地産地消推進事業一覧ページへ

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