2019.11.14こうべの食育 「ル*ル*ルプログラム」稲刈り体験 ~飯ごう炊さん編~ 小学生等農業体験事業「ル*ル*ルプログラム」稲刈り体験~見る・知る・食べる編~ ◎稲刈り体験の記事はこちら◎ 子どもたちはこの日のために、1人2個ずつの松ぼっくりを集めてきました。多くの油分を含む松ぼっくりは燃料になるのです。これを使ってお米を炊きます。小池さんのところで一緒に農業をするスタッフの方々も手伝って下さいました。 松ぼっくりに火をつけると、もくもくと煙がたちこめて、小屋の中はどこもかしこもまっ白け。煙がひと段落した頃、今度は飯ごうの中から「ぐつぐつ」と音が聞こえてきます。その音が次第に小さくなり、「ちりちり」に変わったら炊き上がりの合図。着火から20分ほどで真っ白なご飯が炊けました。 炊きたての甘い香りと白い湯気に包まれて、みんな笑顔でおいしくいただきました。この日は全部で釜10杯分が、あっという間に空に。4杯、5杯とお代わりする子もいて、大盛況の飯ごう炊さんでした。 「電気やガスが使えないとき、こういう道具でご飯が炊けるというやり方を知っておくことは、防災にも役立つ」と小池さんはおっしゃっていました。 ご飯を食べた後の昼下がりは、小池農園こめハウスに設置されている機械や倉庫を見学したり、食育クイズに挑戦するなどして賑やかに過ごしました。 Tweet Share