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「神戸っ子農業体験 ル*ル*ルプログラム」 にんじんの収穫

「神戸っ子農業体験 ル*ル*ル プログラム」
にんじんの収穫

実施日 : 令和6年12月3日
参加校 : 本山南小学校  3年生  75人
実施場所 : 神戸市西区平野町宮前(圃場)
協力 : JA兵庫六甲 神戸西営農総合センター、農業生産者(JA兵庫六甲 神戸西学校給食部会)

農業体験等を通じて、「育てる」「収穫する」「(学校給食で)食べる」の3つの「る」を子供たちが体験し、食について学ぶ「神戸っ子農業体験 ル*ル*ル プログラム」。今回は、本山南小学校3年生の児童が、にんじんの収穫を体験しました。

お天気は快晴、気温も12月とは思えない、とても暖かい日の収穫体験となりました。
本山南小学校の児童たちは、平野橋バス停でバスから降車し、そこから徒歩で10分ほどかけて圃場までやってきました。

軍手をはめて、収穫準備ができた児童から畑へ移動します。畑に植わったにんじんを見つけた児童たち、「うわ!にんじんや!」とすかさず反応。

収穫体験の前に、JA兵庫六甲・神戸西学校給食部会・にんじん部会長の藤田さんから、収穫のコツなどを聞きました。
「酷暑やゲリラ豪雨などの最近の異常気象は、農家にとって大変ですが、にんじん部会のメンバーは、なんとかがんばっています。畑を見る機会は少ないと思うので、普段経験できないことを体験してもらえると、私たちもうれしいです。抜き方のコツは、葉の根元を持って、腰を入れて上にひっぱると抜けます。横にひっぱると葉が折れて抜けないので、まっすぐ上に。今日の畑は少しぬかるんでいるので、けがのないように気をつけてくださいね」

収穫開始!!

一つの畝に向かい合って並びます

「うわ、めっちゃ抜ける。面白い~!」

「いっぱい採ったぞ~!」

どんどん収穫する児童たち

農業が盛んな神戸市西区ですが、土の状態によって栽培に適した野菜があるようで、岩岡町の土はキャベツ栽培に向いており、平野町の土は、にんじん栽培に適しているようです。
昨年のにんじん収穫は土が硬く、収穫しにくかったので土を掘り起こしてもらいましたが、今年の土は状態が良かったようで、児童たちはどんどん収穫していました。
大きくてきれいなにんじんがたくさん採れましたが、中には小さいものや、2股にわかれたもの、丸いものなど、かわった形の「おもしろにんじん」も採れました。

「これ見て~、The Carrot!」(これぞ、にんじん!という感じ)

「2股に分かれてる!」

「丸いにんじんもあるで~」

「土がいっぱい付いたの採れた!」

かわいいにんじんだね~
「めっちゃ小さい!」

「もっと抜きたい!あっちも抜いていい?」

採れたにんじんは、葉と根をハサミで切って

コンテナの中にやさしく入れます

各自お土産に持って帰る、気に入ったにんじんを3本、袋に入れると、「もう3本キープした。もっと収穫していい?」と、まだ収穫したい様子の児童。よっぽど収穫体験が楽しかったようです。

「これ大きい!」「これおもしろい形!」「これキレイ!」

にんじんを入れたコンテナを運ぶ
重いけど、がんばって!

最後は、にんじん部会・伊藤さんからのお話です。
伊藤さん「みんな、にんじんの収穫はどうでしたか?」
児童「面白かった~」「簡単に抜けた~」
伊藤さん「この畑全部のにんじんを手で抜いて、葉と根を切って収穫するのはとても大変です。いっしょうけんめい育てたにんじん、給食に出たら残さず食べてくださいね」

お世話になった方々
左から、藤田さん、澤田さん、伊藤さん

「にんじんの収穫楽しかった人?」
「ハーイ!」

にんじんは、栄養たっぷりで、神戸の学校給食にもほぼ毎日使われていますが、育てるのはとても難しくて大変だそうです。神戸産のにんじんが、学校給食に提供される時期は12月~3月と限定されますが、この収穫体験を機に、地元神戸産の野菜が食べられることに感謝して、できるだけ残さないようにしましょう!

☆児童の感想
・にんじんを収穫できて楽しかった。葉っぱを初めて見たが、大きかった
・自分の収穫したにんじんが、給食に使われていたらうれしいな
・農家さんのお仕事を知ることができて良かった。一からにんじんを育てて、すごいと思った
・他の野菜も収穫してみたいと思った

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